感性工学大会のナイトセッションの様子が新聞に掲載されました

日本感性工学会大会のナイトセッションでなじむランドセルについて発表いたしました

先日都内で開かれた日本感性工学会大会のナイトセッションにて、背負い心地の「見える化」に取り組んだランドセルについて弊社藤田が発表した内容が山形新聞に掲載されました。

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山形新聞2025.9.27朝刊

 

「なじむ」感覚を見える化

自社ランドセルの特徴 学会で説明

カバンのフジタ(山形)

 

カバンのフジタ(山形市、藤田宏基社長)は、ランドセルを背負った時の体圧分布などを計測して、自社商品の特徴の「見える化」に取り組んでいる。都内で今月開かれた日本感性工学会大会のナイトセッションで、天然皮革を使ったランドセルが個々の体になじんでいくと説明した。

同社のランドセルは、背当てと肩ベルト裏に天然牛革を使用。使うほど体になじむ 特徴をデータで把握しようと、2022年に感性工学が専門の吉田宏昭信州大教授を訪ね、体圧分布試験を実施した。天然皮革のランドセルは人工皮革と比べて肩と背中、腰に負荷が分散し、軽い背負い心地であることや、使い込むほどに負荷がかかる体の位置が安定することが分かった。

ナイトセッションは感性科学協会の主催。同社によると、愛着やなじむ感覚について、研究者や企業の担当者が説明した。 藤田社長は成長期真っただ中の児童が使うため、いかに体に優しいランドセルを作るかについて強調。「今後も使うほどになじむ素材の安心感を伝えていきたい」と述べた。(大滝冷)